今日は先週のU9と同様、4つのテーマを持ってゲームに臨みました。
まず簡単に負けないゲームをするために、 ・ヘディングは絶対に落とさないで、しっかり跳ね返す事 ・球際の勝負では足先だけではなく、腰から身体を入れて、勝ち切る事
そしてチャレンジとして、 ・パスを「いつ」出すのかにこだわる事 ・パス、ドリブル、シュート、ボールを受ける動きをする時には、相手の逆を取る事
【総評】 全体的には、ヘディングで跳ね返す事はようやく根付いてきたなと思いました。これにより簡単にゲームの流れを相手に渡してしまうことが少なくなってきたと思います。 攻撃面に関して言えば、右サイドに偏る事が多く、左サイドから攻撃の起点がほとんどないのが課題です。 リョウガとソウタロウ以外の声が聞こえてこないのが、ゲームへ積極的に関わろうとする気持ちが今ひとつ感じられないところです。ここが実は簡単に一段も二段もレベルを上げる近道だということに早く気付いて欲しい。
【個人寸評】 ソウタロウ:全体的に出番の少ないゲームが多かったが、ポストを恐れず反応する勇気を見せ、また集中を切らさず何度もスーパーセーブでチームのピンチを救ってくれました。ゴールキックにもう少しチャレンジしてみよう。また全部パントキックばかりではなく、チーム全体が攻勢の時はサイドバックから組み立てさせる事もみつけてみよう。
ユウト:攻撃面ではすごくいいチャレンジができていました。ハルトを追い越す動きは、思い切りが良く、性格的にも合っているプレーなんだなって思いました。ただハルトと同じプレーをしようとしてドリブル突破にこだわらず、シンプルにボールをゴール前に放り込むとかチャンスメイクする事も大事なプレーだよ。課題はボールウォッチャーになることが多く、守備面で後手を踏む事が多いので、しっかり周りを観て常に準備する事が大事です。
ユヅキ:パントキックをしっかり収めるプレーの精度がとても上がってきている。後はそれ味方に繋げるプレーの質、精度を上げる事。そのためにいちいち逆の動きを入れる事で相手ディフェンダーが嫌がるプレーヤーになる事!
ケイゾウ:足りないのはとにかく自分からゲームに「関わろう!」とする気持ちだけだと思う。そういう気持ちが声を出す事や次のプレーの準備をする事に自然とつながってくるのです。そして「関わろう!」とする気持ちを支えるものは練習量なのです。
ショウタ:左サイドからダイレクトにセンタリングを上げられたプレーはひとつの成長でした。あとは1学年上でのプレーだからなのか、「俺がやってやる」「絶対に勝ち切る」気迫がまったく感じられない。だから1対1や球際の勝負で戦う雰囲気も出ず、相手に脅威を与えることができていない。相手の嫌がるプレーって何なのかを考えてチャレンジしよう!
ヒサノ:確実にできる事が増えてきているし、ヘディングにもしっかりチャレンジしている。得点を決めるチャンスがいつも1回は来ているので、そのチャンスをぜひ掴み取って欲しいです。
ユウヤ:今日はとてもいいパフォーマンスでした。5試合通じて全試合に出場できたし、5年生相手にセンターハーフとして力強く戦うプレーが出来ていました。またヘディングも逃げずに取り組んでいる事もよくわかります。課題はやっぱりシュートかな。狙っているコースと実際蹴っているボールの軌道が一致していないように見えるのは監督だけなのかな?
ユウタ:まだ体験だったけど、ゲームの中で味方を見てパスを出すといった基礎技術があることが確認できました。
サクト:今日は目立ったプレーではなかったけど、逆サイドへの展開のパスに何度もチャレンジしていたのが良かったです。また何度もシュートに
リョウガ:全試合を通じて、良く声を出し、チームへの貢献度大です。自分が思っている以上に不用意なミスが減っていて、とても頼もしいキャプテンだと思っています。
ハルト:他参照!
【試合結果】
1[ユヅキ]-1 白根SC 前半ハルトのすばらしいCKをユヅキが仕留めて先制ゴ~~~~~~~ル! 後半相手エースがディフェンスから中盤に上がったところで力負けし、PA外の前項の位置でファウルを犯してしまい、FKを決められ、同点にされてしまいました。
0-1 八ッ橋SC 攻めに攻めたが、1点が遠いゲームでした。
決勝T1回戦 1[ハルト]-0 FC左近山 GKの動きを見極めて、1対1を冷静に仕留めた見事なループシュートでした。
準決勝 4[サクト、ユヅキ、ハルト、ユウヤ](1-3)4 さちが丘FC 前半は相手の最終ラインから上がってくる選手を捕まえ切れず、中央から崩され失点。その後気持ちの立て直しがうまくできず、立て続けに4失点を重ねる。 前半終了間際に、ハルトが右サイドを突破し、深い位置まで侵入し、大きなマイナスのセンタリングをサクがジャストミートして1点を返す。久しぶりのサクビューティフルゴールを見る事ができました。 ハーフタイムでは、とにかく3-4まで持って行け!(1点差まで詰め寄ることで相手にプレッシャーを与え、いつも通りのプレーができなくなることを期待して)とハッパをかけました。 後半開始早々、ユヅキが相手のエースとの1対1対決を力強く制し、追加点!ゴールそのものより勝ち切った力強さが、チームに勢いと勇気を与えてくれたと思う。このゴールで勢いに乗り一気にハルト、ユウヤが連続ゴールを決め一気に同点に...その後ユヅキが相手のDFから高い位置でボールを奪いGKと1対1になったが、惜しくもバーの上へ...これを仕留めていたら「チームを勝たせてくれる男」の称号を手に入れる事が出来たのだが... その後一進一退を繰り返し、PK戦へ。これはおまけなので、負けはしょうがない。苦手意識がある子もいますが、そこは強いメンタルで乗り越えてほしいと思います。
三位決定戦 1[リョウガ]-0 二俣川SC まさに気持ちで入れた見事なリョウガのゴールでした。
優秀選手賞:ハルト:右サイドで逆を取る動き、緩急など多彩な仕掛けができていて、そのプレーの質、精度も高く、相手チームにとって大きな脅威になっていた点を評価しました。(課題は1対1の守備、コーチング、シュートの質)