11/11:旭教育大会U10
- 島田コーチ
- 2018年12月5日
- 読了時間: 7分


予選:3[リョウx2、ケンゴ]-3さちが丘FC 予選:2[ハヤトx2]-0二俣川SC 予選:7[ユウマx3、ケンゴx2、ハヤト、タイガ]-1八ッ橋SC-R 準決勝:5[ケンゴx4、ユウマ]-1八ッ橋SC-W 決勝:6[リョウx3、ケンゴx2、ユウマ]-2さちが丘FC 優秀選手:ケンゴ
ピッチの小さい6人制...いつもとは異なる状況でのサッカーではありましたが、選手一人ひとりのがんばりにより優勝することが出来ました。前週の市大会はトーナメント緒戦で敗退し、力を出し切れず敗北してしまいました。その試合に勝利していれば今回の教育杯はチャレンジに徹しようと思っていましたが、敗北した結果「この教育大会は獲りに行く!」と方針を変更。
もう一つ、前回夏場の教育大会。指揮を任されながら、グループリーグ首位で通過するも、結果最下位に沈んだコーチとしての反省も踏まえて臨みました。
基本フォーメーションは3-1-1。周りは2-2-1が多かったようですが、3-1-1を選択したのには理由があります。
1.万騎が原の8人制は3バックです。やったことの無い6人制に合わせて、更にやったことの無い2バックを課すのは選手への負担が大きい。
2.必然、3バックのサイドに運動力を求めることになるが、万騎が原の攻撃はサイドからが基本。このサイド運動、連係強化になる。
3.上下運動が大きくなることから、攻撃時と守備時に大きなスペースが生じる。ここをいかに突くか、守るかの経験を積む。
声やピッチを広く使うなどはいつものこととして、個人、ポジションへの期待と課題を与えました。
ヨウスケ(FW) いつもボールを貰うと、ビビッて適当に蹴ってしまう。しっかりとキープすること。それが出来たら取られても良いから前を向く努力をすること。
ユウマ(MF) 遠目からどんどん狙う積極性を持つこと。DFラインに吸収されないこと。
タイガ(CDF) ユウマとの距離をコンパクトに保つこと。攻守の切り替えが早いので積極的にオフサイドを狙うこと。SDFが上がったあとのカバーをすること。
ハヤト、ケンゴ、リョウ、リュウタロウ(SDF) いつもに増してサイドの動きが生命線。上下運動をサボらない。攻撃と守備の切り替えをとにかく早くすること。ハードな1日になる。
ケイスケ(GK) 前週の試合、落下点を見誤り失点したプレー。遠目から撃たせてしまったフィールドにも問題がある。でも、同じ失点を何度もしていることは確か。ここは修正したい。ボールだけでなく選手との距離をしっかり見ること。味方の攻撃時には前に出てディフェンスとして参加すること。
VSさちが丘
難しい試合でした。6人制の慣れない動き、スピードから探りさぐりプレーした感じ。先取点を取ったものの、終わり間際まで2-3のスコアからなんとか同点に追いついた展開。ハヤトの上がりが少ないため、必然ケンゴサイドからの単調な展開に終始。ヨウスケが最初の1プレー目で適当蹴りをしたことから開始3分でリョウと交代。
VS二俣川
ケイスケ体調不良により、ケンゴをGKに。ハヤトの動きが変わり上下運動が活発に。ダイナミックな上がりにケンゴからのパスが配給され、右斜め45度からのシュートが決まる。ハヤトの2得点。パスワーク中心のユウマにシュート意識を持って欲しいことから二試合目よりユウマをFW。リョウをMFで起用。本来はもっとポジション変更したいところだが、今日は「獲りに行く」ことが主題としていたのでこのあたりで留めた。
VS八ツ橋R
グループリーグ最終戦、八ツ橋R戦のスコア次第では2位通過もありえたが、ケイスケのビッグセーブ2発もあり結果、首位で通過。タイガがしばしばドリブルで上がりを見せるが、最終的にシュートでもパスでも 無いため奪われて逆襲される局面もあった。
準決勝八ツ橋W直前、八橋Wの準々決勝戦をチーム全員で偵察。マークすべき選手を確認する。気分を高める。
準決勝VS八ツ橋W
今日のケンゴは一日を通して動きが良かった。緒戦から誰よりも走り攻守に顔を出していました。ただそれだけでは無く、この試合が今日一番、選手達の動きが良かった。リョウが中盤で仕掛け、ハヤトが追い抜く。空いたハヤトのスペースをタイガが埋めに入る。そんな連動がいくつかありました。これがいつも出来ていれば。そんな試合運びでした。
決勝VSさちが丘
緒戦引き分けの相手。結果としては大勝でしたが、経過としては難しい試合。途中、ケンゴのオウンゴールもあり相手ペースの時間帯も多かった。リョウの飛び出しからのゴールによって流れを万騎が原へ引き寄せられました。
優秀選手賞ケンゴとしました。これは得点の多寡で選んだわけではありません。今日のケンゴはチームで一番汗をかいていました。緒戦からチームの課題を誰よりも理解して取り組んでいました。優秀=得点ではなく、優秀=チームプレーで選択しています。
ケイスケ ビッグセーブが合計3回ありました。恐れずによく守っていました。ポジショニングは時間と共にゴールベタ付きになることも多いことから継続して課題。もう一つ。配給。GKからの球出しのことです。配給に時間が掛かれば掛かるほど攻撃成功の可能性は低下するそうです。海外ではディストリビューションといわれ、ヨーロッパでは配給に掛かる時間が本当に短いです。今回の教育大会3秒ルールもこのあたりを意識していたのかとも思います。 ケイスケやユウトはキャッチしてから何処に投げようか迷うことが多いので、キャッチする前に敵味方の位置を確認するようにしよう。ただし、闇雲に短い時間で配給しても意味がありません。フィールドの選手はすぐに受けられるようポジショニングしておかなければなりません。
ハヤト 「後ろもあるよ!」8人制で良くハヤトが言う言葉。でも考えてみて、後ろでだけでは無く横や前で受けるほうが、より安全でより得点に近いよね。今日は後ろでは無く前で受けて合計3得点。得点力だって 自分が思う以上にあったはず。そういったことをこの大会で感じてくれればもっとプレーの幅が出るよ。
タイガ 1バックになる局面にも良く耐えてくれました。相変わらず身体能力が高い。大ループのロングシュートも決まりましたね。相手GKの動きを見る余裕も出てきました。ですが、ボールウオッチャーになるクセがまだまだあります。今日もCKで裏に相手の侵入を許してしまうことが多かった。もっと周囲を見るようにしよう。そうすれば上がりのタイミングも効果的になるよ。
ケンゴ 今日はチームのダイナモ(意味がわからなければお母さんに聞いてね)でした。ただし、縦や縦でも相手から逃げる動きが多いので斜めの動き、相手の前に入る動きをもっと取り入れよう。
ユウマ 安定したパフォーマンスでした。コーチとしては頼もしい限り。FW。慣れないこともあり、少し苦戦しましたね。いつの間にか元の職場(MF)に戻ってしまうこともしばしば。コーチとしては、もっとシュートを狙って欲しかったです。パンチ力を使おうぜ。FWをやってみてどういったパスが受け易いのか体感したのではないかな。これをプラスに生かしてください。
リョウ 飛び出しが良かった。良く流れを見ていました。課題として伝えましたが、カットインが多いのは良いのですが、無理に相手に飛び込んでしまうことも多い。もっと縦の動きでスペースを突いていこう。
ヨウスケ 緒戦、先発に選ばれた理由、開始3分での交代。この意味もう一度振り返って。ヨウスケ自身の課題に取り組まなければチームは勝てないよ。練習ではキープ出来てるじゃん。それを試合でも出す勇気をもっていこう!
リュウタロウ 上級生相手に少しずつ良いプレーが出るようになりました。時としてみせる鋭い突破は魅力だね。課題はトラップです。上手くとめられないから次のプレーに移れない。トラップが大きいから相手に取られてしまう。ボールタッチを含めて練習を続けよう。そうすれば絶対に出場時間が増えるよ。
大会で優勝、頂点に立ちました。(コーチは泣きそうです。。。)これは絶対の自信にして良いよ!
また次の試合を楽しもう!!
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