0-1 FCイーグルス
今日は自分たちのサッカーが出来ない日でした。ソウタもタクミもしっかり研究されていたこともあるが、それ以上に何も工夫が見られなかったし、一人ひとりが「孤立」していて、点を取りに行こうとする強い気持ちも意欲もあまり感じられませんでした。
技術的にはピッチコンディションで不規則にバウンドするコントロールにタッチ数がたくさんかかっていたのが、相手に寄せられる隙を作っていたかな。 あとは浮いたボールルーズボールの勝負が甘過ぎたよね。ここは正直相手の方が一枚上手だったね。 例えば、浮いたボールを足先だけで何とかしようとする万騎が原と、自分の身体をまずしっかり入れ切ろうとする相手だったら、そのルーズボールを自分のものにするはどちらなんだろう? 球際での勝負に勝ち切ろうとする「気持ち」の強さって大事だよ。
「工夫が無い」とは、うまくいっていないのに何度でもそのうまくいっていないことしかやらない、つまり何も「考えていない」ことだったり、誰でもミスはするのに、自分がうまくいった前提の最初に思い描いたプレーをやり切ろうとすること。 例えば後ろからのパスを受けた時、思い描いたプレーはファーストタッチで相手に触られない場所にコントロールできて前を向くことだとしよう。しかしコントロールミスをして、相手に寄せられているにもかかわらず、それでも強引に前を向こうとしてボールを失ってしまう。 だったら、まずボールを失わないようにキープしながら、次にやるべきプレーに切り替える。それはミスった本人だけではなく、周りのサポートも同じこと。もっと瞬間々々で判断を変える柔軟性があってもいいんじゃないか...
「孤立」とは、パスを出した後周りが追い越して行くプレー、後ろや横でサポートして行くプレー、連動して崩していくプレーがほとんどなかった。 また今日みたいにロングボールを何度も蹴り込まれた時、ディフェンスの二人はその対応にすごく苦慮していたよね?これはディフェンスの二人だけが頑張れば良かったのかな? リョウガもサクもロングボールの対応って得意じゃないよね?チームとして二人にどういうサポートをすれば良かったんだろう?二人が頑張って跳ね返してくれたボールをどうすればマイボールにできたんだろう? あのロングボールに最初に対処するのは本当にサクで良かったのかな?サクはそれに対して何か工夫したのかな?全部自分一人で抱え込んで対処しなければならなかったのかな?
そして仕留める時にしっかり仕留め切ることがすごく大事です。いくら押し込んでいても自分たちの時間帯の中でしっかり仕留め切らないとこういう結果になってしまうよね。 相手はあのワンチャンスをしっかりものにしたよ。ゴール前にしっかり二人来ていたし、仕留め切ろうとする気持ちが強く出ていて、本当に見習うべきプレーだったと思います。
今日の敗因は一人のミスではなくって、やっぱり全員が関わるサッカーができなかったことが一番の原因だと思います。
たくさんネガティブな事を書いちゃったけど、ハルトはまずファーストタッチでいいコントロールをして、周りを観てパスやシュートができていて、とても質の高いプレーができていて、成長を感じました。 またヒサノは自分に出来る事をしっかりやっていたし、とてもいいチャレンジができていました。
今日の敗戦を糧にして、反省すべき点は反省し、次の試合に生かして、しっかり気持ちを切り替えて、次のゲームにチャレンジしよう!