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執筆者の写真カントク

6/16:旭カップU11(NHK杯予選)2018


1[ユウヤ]-3 八ッ橋SC TRM 2[ユウヤ、ユウマ]-0 若葉台FC

一発勝負のトーナメント戦。しかも相手は区大会予選リーグで先制しておきながら、逆転で敗戦した八ッ橋さん。今回は3ヶ月間の間にその差をどのくらい詰められたのか確認するいい機会となりました。

結果はいろんな意味で完敗でした。一番強く感じたのは、ゲームに入っている選手と入り切れない選手がいて、個の闘いの部分であったり、集中力だったり、気持ちの方向だったり、その個人差が非常に大きかった。

試合の入りとしては悪くなく、ユウヤは出だしからしっかりスイッチが入っており、またトップに入ったルイが球際、仕掛け共に入部以来一番の出来いいプレーを見せ、何度もいいチャンスを作り、今後の可能性に期待が持てるプレー振りでした。またユウヤのキックもだいぶ力強さが出てきたのも収穫のひとつかな。そんな中ペナの外真ん中でルイが素晴らしい突破を見せたところを倒され、絶好の位置をFKを得たが、残念ながらユウヤのFKは入らず、ここで仕留めることが出来ていたらゲームの流れもかなり変わっただろうが、しょうがない...

前半は中盤の主導権争いの際に、ユウヤと相手の中盤が競り合った後の周囲のフォロー(動き出し、準備、予測等)にチームとしての力量の差が感じられた。この場面での半歩、一歩、0.5秒の差を埋め切る事ができず徐々に押され始めた。そんな中自陣でケイゾウ、ショウタ、ユウトの3人の間で一瞬エアーポケット(譲り合い?)状態になったところで失点し、前半は0-1で折り返しとなった。

後半に入ってもなかなか修正できない中、ショウタが振り切られて1点、ユウトがロングシュートに準備も反応もできずに1点と連続失点。その後ユウマを中盤にし、相手の中盤をマークさせ、ユウヤの負担を軽くするのとプレーエリアを押し上げるようにしたところから、うまく回り始めたが、時すでに遅し...ユウヤのゴールで1点返したものの、反撃もここまで1-3で敗戦となってしまった。ユウマのポジション変更は完全に監督が後手を踏んだミスでした。もっと早めに手を打つべきだったと思う。

また、今回TRMでアラタがU11デビュー戦を飾ったが、思った以上に闘える選手だという印象を持てたので、これも収穫です。残り1年半でどこまで周りの選手に追いつくことができるか楽しみです。ショウタが10分練習していたら、30分は練習すること!!!


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