1[ルイ]-2 菅FC TRM 0-7 FCオリオン
ここ数年、U11の現在位置を知るため、そして普段対戦のない地域のチームと試合ができる他流試合的な位置づけで参加している大会です。今回はどちらも昨年の県大会で中央大会に進んでいるチームで、チャレンジしがいのある対戦相手でした。
菅戦では、開始早々ミスから失点してしまい、非常に残念な試合の入り方でしたが、ルイが個の力で奪い返してくれました。その後不可解な判定(相手が自分でこけたのをファウルと判定)によりペナルティエリア右外からFKをワンタッチされ失点。これが決勝点になってしまった。
オリオン戦では、ケイゾウとショウタの間が完全に「門」になっていて、ケイゾウが裏を取られて失点を重ねてしまったのが、一番大きかったかな。もちろん相手はいつも万騎が原が対戦するチーム以上にクレバーで、サッカーをよく理解し、駆け引きがとても上手な選手が多かったという技術面で差があったことも事実です。交代して出た4年生に関してはみんなゲームになかなか出られなかった思いをぶつけるように、非常にチャレンジしていて好感が持てました。
とにかく勝利への貪欲さが足りない。全員が、ゲームを有利に進めたい。得点をたくさんしたい。失点をしたくない。と思っているはず...それを個の力で何とかしようとしていないか...もちろん個の力は当然必要だが、それにプラスして、数的優位で、集団で、そしてチームで戦うために何が必要なのか?
・今、自分が何をすべきなのかを想像し、考え、判断し、その判断を信じ、勇気と自信を持って実行すること。 ・失敗したら、気持ちをすぐに切り替え、それを自分の経験として蓄積し、次の成功の元にすること。
そのための第一歩は。「本気の本気で声を出すこと」に取り組むことだと思う。
【寸評】 アラタ:技術面はゲームの中で思っていた以上に落ち着いてプレーできるいい面はあるが、ゲームへの入り方、ゲームへの関わり方、気持ちの準備、戦う姿勢がまだまだ足りていません。経験して貪欲に吸収していってほしい。
ルイ:得点の場面は非常に良かった。味方からボールを引き出す動きが足りないというかやっていない。相手と1対1になった時にこれなら自信を持ってぶち抜けるといった自分の武器をひとつ作ろう!
ケイゾウ:この日は「ボールウォッチャー」の一言に尽きる。ディフェンスの基本中の基本。相手とボールをいつも同時に見られる正しいポジショニングをもっともっと周りを「観察」すること!
ユウヤ:どちらの試合も中盤を制することができず、ゲームの中でプレゼンスを示すことができていなかった。
ショウタ:今回は攻守によく関わり、集中してゲームに取り組んでいたと思います。自分が後ろやサイドにいってプレーすることによって、何が生まれてしまっているのか?そうしていたプレーを声に変えて味方にプレーしてもらい、自分が一番力を発揮できる場所でプレーすることが実は一番チームのためになるのでは?
ケンゴ:縦に仕掛ける部分は相手の脅威になっていてとても良かったが、シュートする意識が足りない。何のために左サイドにしているのか考えてみよう。
ユウマ:言われたことや教えてもらったことはきっちりやるし、ゲームの中でそれを実行できるメンタリティと技術を持った選手だと思う。だがそろそろ次のステージに上がってほしい。勝つために、得点するために、相手のボールを奪うために、今自分が何をし、味方に何を伝えるのか自分で考え、判断し、自分でアクションを起こす。まずやってみよう。
ユウト:ゲームに積極的に関わっていない。シュートを打たせないための味方への声出し、自分の目の前にあるスペースをどうするのかという予測、準備が真の課題です。
リョウ:声出しへのチャレンジで味方へ指示を出したり、ヘディングもしっかり出来ていた。戦う姿勢は非常に良かったです。
ヨウスケ:よくボールを追いかけ、パスも味方を見て出そうとしているところは成長です。まだまだ横から来るボールへの対応が出来ていないので、仲間に手伝ってもらって練習しよう。
イツキ:相手を前に向かせないプレーはかなり上手になってきました。外から見てると、これからそこにパス出しますよ~って相手に伝えてからパスを出しているプレーのスピード感を、もっと速く、強く、正確にやってみよう。
タイガ:今回は何度もヘディングから逃げていました。これでは味方はピンチになってしまうし、自分たちにとっていい攻撃の流れを作ることはできません。自分ではこれぐらいやらなくてもいいだろうというものが実はチームにとってとても重要なプレーだということを理解して、必ずチャレンジしよう。
ケイスケ:前に出る判断はとても良かったし、キックも飛ぶようになってきています。これからも続けて練習しよう。
ハヤト:腹痛のため出場機会なし