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執筆者の写真カントク

8/28:第34回 旭区少年サッカー春季大会(U-11)三位決定戦


中沢SS 4-1[タクミ]

立ち上がりの試合への入りは悪くなかった。サクは狭いスペースに正確な縦パスを通すチャレンジをし、ハルトが中盤で積極的に意欲的に躍動し、タクミへつなげていく。

このゲームでのハルトは久々に出色の出来で、常に相手より先に触るプレーが非常に良かったし、効果的でした。

チーム全体としては、小さなミスを繰り返す内にプレーが委縮し、気持ちが消極的になると一気にプレーにアグレッシブさがなくなってしまった。 そうなってくると、ディフェンスラインは押上げしなくなってしまい、中盤やトップとの距離がどんどん開いてしまい、スペースが広がっていく。 相手にそのスペースを有効に使われてしまい、かつ助走距離が長くなることでドリブル等のスピード感も速くなり、その対応の難易度が上がる。 そんな悪循環の中で失点を重ねてしまったゲームでした。

前半0-3で折り返し、後半ディフェンスラインの押上げを修正したことで、全体の連動性が出て、局面で相手を崩した場面が出てきたのは良かった点です。 いくらタクミのテクニックがあっても、周りのサポート無しではやはり難しい。タクミにボールが入った瞬間には最低1名のサポートは必要だろう。

逆に言えば、1名のサポートさえあれば、局面を打開できる力は持っていると思う。 チームとして勝ちたいのであれば、タクミにボールが入った時の周りの積極的なサポートをより意欲的に取り組み必要があるだろう。

積極的なチャレンジをした結果のミスならいいのだが、消極的なプレーからくるミスというのはメンタルへのダメージが大きい。 しかしながらサッカーは必ずミスが起きるスポーツだし、完璧など有り得ない。 起きてしまったミスをどうリカバーし、ミスを起こさないようにより良い準備・予測をしていくことが大事です。

「サッカーの神様は細部に宿る」と言いますが、あとひと頑張り、あとひと踏ん張り、あと一歩、あと0.1秒、あと1ミリにとことんこだわろう。 そこにこだわれる選手にこそ、サッカーの神様は微笑んで、最高のプレゼントをくれるのです。

8/28:第35回 旭区少年サッカー秋季大会(U-11)予選リーグ

FC希望ヶ丘ライオンズ 7-1[タクミ]

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