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執筆者の写真カントク

4/30:第35回 旭区少年サッカー春季大会(U10)


2[ショウタ、ユウヤ]-0 白根SC 1[ユウヤ]-2 今宿少年SC 4[ユウヤx2、ケンゴx2]-0 さちが丘FC(FM)

この日はどちらの試合も格上のチームとの対戦で、決勝トーナメントに勝ち上がるためにはひとつも落とせないゲームでした。

白根戦では、ケンゴの右サイド突破からゴール前にセンターリングを送り、混戦の中ショウタが押し込み、貴重な先制点をもぎ取り、全員が一丸となって勝利に向かう姿勢が見られました。 その後一進一退が続く中、ユウヤが左サイドを突破し、貴重な追加点。中沢戦に続いてチーム全員で勝ち取った一勝でした。

今宿少年戦では、開始早々二つのミスが重なり失点。その直後失点の失意の中追加点を奪われてしまった。攻めることを恐れてしまう気持ちを入れ直し、ラスト15分にかける。一番気持ちの入っていたユウヤが左サイドを突破し、GKの手をはじく強烈な一撃で1点差に。その後何度もチャンスを作り出すも、仕留め切れずタイムアップ。あと一息というところまで追い詰めたが、ビッグチャンスをものにするだけの気持ちも、技術も足りなかったというのが正直な感想です。 ビッグチャンスをものにするのは、やはり「気持ち」だし、その気持ちの裏付けとなる「自信」を生み出すものは、これだけ繰り返しやってきたんだという「練習」の積み重ねです。

この日の二試合を通じて、ジャスティンの相手チームのエースに仕事をさせない粘り強い守備、ケンゴのスピード、ケイゾウとユウトの安定感、ユウヤの攻守に渡る活躍が光っていました。

【寸評】 ユウト:GKとしての安定感がすごく増して、大きく成長したなと思いました。課題はゴールキックを自分で蹴る事、パントキックの精度を上げる事、相手がシュート体制に入った時にはしっかり両足を地に着け、反応する準備をする事です。

ケンゴ:スピード溢れる突破で何度も相手の脅威になっていたよ。課題は接触プレーから避けてしまうところかな。あと一歩踏み込んで自分から相手にぶつかっていくプレーができるようにると、もう二段くらい一気にステップアップできるはずです。期待しています。

ハヤト:適当に蹴るプレーが少し減っていたので、少しずつ周りが観られるようになってきたかな。まだ難しいかもしれないけど、ボールばかり見るのではなく、攻めている状況では攻めている選手の後ろにサポートに行ってクロスボールをゴール前に放りこむ準備をするとか、守っている状況ではマークしている敵にボールが入るのをいつも狙っているとか、自分自身でよりよい判断ができるようになるといいね。

アユム:プレーがとてもシンプルになって、味方につなげるプレーや戦うプレーが出来ていたね。

ケイゾウ:ものすごく守備が安定していたのと、競り合いの中でしっかり戦えていて、市大会でのミスを糧にとても成長していました。もっとロングキックを蹴れるようになるのと周りの状況を観て、よりいい判断ができるようになってほしいです。

ジャスティン:影のMVPと言っても過言ではないくらい、相手の中盤の選手にいい仕事をさせない泥臭いけど、とても大事なミッションをやり遂げてくれました。たとえ抜かれてもまた追いかけ直すところは大きく成長できたと思います。

ショウタ:白根戦での先制点は見事でした。競り合いで勝つために何をする?チャンスで仕留めるために何をする?答えは自分自身の中でもう気付いているはず。あとは実行あるのみです。期待しています。

ユウヤ:大車輪の活躍でした。競り合いの中で見せた気持ちのこもったプレー、ゲームの中で自分の課題(声・シュート)にチャレンジする姿勢はどれもエースとして素晴らしかった。この日に見せたゴールはいずれも必ずしもジャストミートしたシュートではなかったけど、ユウヤの気持ちがボールに込められているのがよくわかるシュートでした。ただし、声はもっと出るはずだし、シュートもまだまだ足の力だけで打っているので、インステップにしっかり乗せるシュートが自然と打てるように、今の自分に満足しないようにしよう!

リョウ:この日の活躍はなかったけど、課題はやっぱり接触プレーを怖がってしまうところと、ドリブル突破の時に工夫(フェイントや緩急等)がないところです。とにかくチャレンジだね。

ヨウスケ:本戦での出番はなかったけど、シュート練習などでは以前に比べてかなりしっかりキックができるようになっていて、すごく成長しているのがわかります。これからもみんな一緒に戦って行こう。

みんなで力を合わせ、声をかけ合い、ぶつかり合いや競り合いから逃げずに、あきらめずにチャレンジし続ければ、多少力の差があっても、互角に戦えるってことを体感できたことが一番の収穫だったかな。 また逆に、ほんの0.数秒、あと半歩の違いで失点につながってしまうこともよくわかったはずです。この0.数秒、あと半歩に強い気持ちを持ってチャレンジできるかどうかが、飛躍的に成長できる鍵になります。 この一線を乗り越えるのか、避け続けるのかは自分自身です。

まだ最終順位は出ていないけど、得失点差の勝負になったら非常に厳しい状況です。 5勝1敗で決勝トーナメントに上がれないのであれば、今回ばかりはしょうがないとあきらめるしかないですが、とてもいい経験ができました。

今回万騎が原に負けてしまったチームも、その悔しさを秋に向けてもっともっと練習して臨んでくると思います。それに負けないくらい練習して、秋の大会でもっといい結果がでるように頑張りましょう。

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